2004年3月、とあるファミレスの隅っこのテーブルで、うどんを囲んで話し合いがもたれていました。
ソロ活動を始めたばかりの山田レイをサポートするため、当時、レイの出演する舞台の演出をしていた山本泉と
会計を担当していたTが頭をひねり、公的助成金の申請を検討していたのです。
「助成金を申請するなら個人名じゃない方がいいらしいよ」
そんな情報を小耳にはさんだTの助言をもとに、ならば団体名を考えて、この先はその名前で活動して行こう!
という方針が出されました。
ああでもない、こうでもないと頭をひねり、ようやく決まったのが「Rei works」という名称。
ダンサー1名、ディレクター1名、マネージャー1名の小さなユニットでした。
こうしてレイワークスは誕生したのです。
その後、活動をしていくうちにサポートしてくれるメンバーが増えました。
そんな面々をレイワークスのスタッフとして迎えましたが、もとより自由なユニット。
スタッフといえども拘束もなければ、義務や権利も発生しません。
基本的に出入り自由。派閥や組織とも無関係です。
あれから10年、流動的なままでレイワークスは活動を続けています。
踊りが好き。舞台が好き。
そんな気持ちがあれば一緒にやりましょう!と、いつでも全力で思っています。
山田レイが動くときに「レイワークス」という名称がついてくる。それだけのことなんです。ぜんぜん怖くありません。
そういえば助成金の申請はしないまま、だ。
2014年3月 レイワークス代表 山田レイ